読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サーセン、入社当初赤髪でした

http://anond.hatelabo.jp/20090524195230
さすがに「赤髪って…社会人としてどうだろう」と思いましたよ、はい。


そこでオレはある方法を考えた。
最初から髪の毛赤ければ普通に「赤毛の人」なんじゃね?
オレって天才!


そうして、オレは真面目なリーマンのフリをして会社に通い始めた。
自分で言うのもなんだけど、オレは人当たりがよくて礼儀正しいし、要領の良いタイプなので仕事を覚えるのも早かった。
就職氷河期だったので同期はいなかったけど、会社の人達は皆オレに優しくしてくれた。


だけど、ほどなくしてオレはその「優しさ」に苦しむ事になった。
みんながオレと会話する時にビミョウに身体を緊張させたり、視線を泳がせていることに気が付くのにそう時間は掛からなかった。


そうさ、オレの頭は変だったんだ。


所詮は赤髪。新しく生えてきた髪の毛には赤色成分が不足していた。
生え際の黒髪の部分を露出させない為には、髪の毛をガッチガッチに固めて立てなければいけなかった。
そうして作られた、厚さ数ミリのヘルメットのようなカチカチの「赤髪」に覆われたオレのヘアスタイルは明らかに異常だったのだ。


会社の人達がオレの事を「頭の弱い子」か「変人」だと思っているのは間違いなかった。
彼らは明るく振る舞うオレに気を使って指摘できないでいるのだ。
オレは良心の呵責に耐えられなくなっていた。


でも、まだ赤いけどね