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久しぶりにデブサミがオフラインでやる!って事で僕も発表します!!!
で、なんの話をするのかとういのを概要でなんとかまとめたつもりなんだけど書ききれなかった部分とかあるので書いていきます。
基本的には10年前にデブサミ関西で基調講演させてもらったときの続きのお話です。「10年後...」ってやつですね。
speakerdeck.com
でもただ続きの話するんじゃなくてそこから変わったこと、変わらなかったことの話をしていければと思っています。
偉そうなこと言ってるけど10年後も同じこと言えるの?
「生き方」的な発表を聞くと素直に感動する反面「偉そうなこと言ってるけど10年後も同じこと言えんのかね?」とか心の片隅で思ったことありません? 俺はいつも思ってます。
映画なんかやらないって言ってたお笑い芸人が映画撮ってたりあるじゃないですか。
でもそれを否定しているわけじゃないんですよ。多分それから色々立場が変わったりして見える景色が変わったり実は深く考えたらそちらの考えになったことって絶対あると思うんですよ。
で、実は一番大事なのはなぜ変わったのかだと思うんだよね。より深くみるようになった方かもしれないし、立場が変わってもっと上からみたら実はこうだったとか。
何が見えてどう感じて変わったのか。これが聞きたいんだけどあんまり話してくれる人いない。まぁなんか言い訳っぽくなっちゃって話しづらいのもあるかもしれないけど、そういった部分を聞きたいなって僕自身が思っていたのでそのへんの話をしようと思います。
40代とか若者以外もキャリア悩んでるんだ!
なんか「エンジニアの生き方」みたいなセッションあると20代後半から30代前半ぐらいをターゲットにしてること多いじゃないですか。でも実は30代後半、40代以降の人もキャリア悩んでるんですよ。だってWeb業界は業界自体が若いからその年齢になると前例が少ないんですよね。出てきても「著名なOSSのコミッタ」とか「xxx社のCTO」とかの話で普通のエンジニアにはなかなか参考にならないんですよね。
なんで「著名なOSSのコミッタ」とか「xxx社のCTO」ではない1エンジニアの話って結構役に立つんじゃないかなって思っています。
自分で言うのもアレなんですが、それなりに執筆とか公演とかの依頼いただいたり転職したらインタビューしていただけたりするので「ただの普通」ではないとは理解しているつもりです。
でもエンジニアとして僕よりすごい人はいっぱいいるしマネージャとしてもすごい人はいっぱいいるし、能力的にはやっぱり僕は「普通」なんですよね。
そんな普通な僕がどんなことを考えて、どういう決断をしてきていまのキャリアになってるのかっていうのを話せればなと思っています。
「著名なOSSのコミッタ」とか「xxx社のCTO」のキャリアが才能*1の話とすれば、僕のは普通のエンジニアとして挑戦し続けるスキルの話ですね。
スキルなんで才能いらなくて意識して練習すれば出来るようになるやつです。そういった話をしようと思っています。
僕も誰かの言葉に背中を押してもらった
僕自身もなにか決断をするとき、誰かの言葉を参考にしたり、背中押されたりするんですよ。
例えば前職でお家騒動的なので社内がぐちゃぐちゃなときに「人事部長やってくれ」て言われたとき、寝耳に水だし領域違いすぎるし断る気でいたとき*2に任天堂元社長・岩田さんのインタビューの言葉に背中を押されました。
当事者になれるチャンスがあるのに
それを見過ごして
「手を出せば状況がよくできるし、
なにかを足してあげられるけど、
たいへんになるからやめておこう」
と当事者にならないままでいるのは
わたしは嫌いというか、
そうしないで生きてきたんです。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 社長に学べ!
この「当事者になれるのにたいへんになるからやめておこうっていうのは嫌い」っていうのに「あー、めっちゃロックだな」ってすごく共感して引き受けることにしました。
さらにその後、会社の元同僚が僕のデブサミ関西のスライドをみて影響を受けたと書いてくれていました。
当時在籍していた同僚のこのスライドを見て「あぁ、僕より先を進んでいる先輩が大胆に挑戦しているのに、だいぶ縮こまってるなぁ」と感じ、せっかくなら違うことに挑戦してみようかなという気持ちに。
デザイン基盤を整えるため、サービス開発から少し離れた話|ふじけん / kenshir0f
めちゃめちゃ光栄だし嬉しかったとともに自分の言葉が誰かの背中を押すこともあるんだっていうことに気付かされました。
僕は誰かの言葉に背中押されて、その僕の言葉にふじけんは背中押され、そして誰かがふじけんの言葉に背中押される。
なんか言葉にするとこっ恥ずかしいけどそうやって少しづつでも誰かの背中を押すことが出来るって素晴らしいなと思って猛烈に僕もなにかしたくなったのを覚えています。
このふじけんの記事を読んだときから「いつかデブサミ関西の続きの話したいなぁ」と漠然と思っていたのが今回実現した感じです。
この物語の主人公ではなくなるのか
家庭では子供生まれたり家購入したり、仕事でも管理職になったり若手エンジニアがガンガン成果をだしているのをみるとすごく嬉しい反面、ちょっと自分が少し脇役になってくるような感覚になるのかなぁと。なんとなく最前線ではなくなった感じ、ちょっと「あ、僕中心の物語じゃないのかもしれない」という感覚。子供出来たらそりゃ子供中心に生活はなるんですよね。仕事でもちょっと俯瞰してみる立場になって最前線でガンガンな昔とくらべるとちょっとさみしい。たまにそんなこと思うこともあるよねーっていう。
家庭や仕事の中心が自分じゃなくなっても人生の中心は自分だっていう感覚、結構大事だと思うんですよ。そのへんの話も出来たらなぁと思っています。
ターゲットは若者ではなくなった人たち
なので今回の発表内容は30代後半から40代のキャリアの話です。ターゲットももちろんメインはその層になると思いますがふじけんの例のように若者が聴いてもなにか持って帰れるような発表にしたいと思うので是非聞きに来てください!
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