Coffey っていう大好きなサービスが終わった。
『愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことは、その次によい。』
ウィリアム・M・サッカレー
僕はコーヒーはエンジョイ勢なんだけど、家にいるときはハンドドリップで入れるのが好きです。なんていうかその方が美味しいとかよりもその一連の所作が落ち着くっていうのが一番の理由だと思う。
で、僕には Coffey の仕組みがすごく生活にマッチしてて最高だったので感謝の気持ちでここに記録として残しておきます。
まずは月2回届くというのが凄く良くてコーヒーって一般的には焙煎 3 日後から香りの抜け始める 14 日後までが飲み頃とされてる。その期間にちょうど飲み終わって次のが届くっていうのが理想だと思うんだけど、月 2 回ってちょうどそのくらいのペースになる。まずこれが本当に最高だった。
次に好きだったのが、20gx2 とか 20gx4 とかの個別包装の豆に追加で日常使いの 100g を追加できること。僕は平日は仕事中にコーヒーを飲むのであまり冒険したり新しい味を楽しむより、好きな味のコーヒーが飲めることが嬉しいんだけど、日常使いの 100g があることでそれを実現できる。
僕は届いた 100g の豆は雑にこのグラインダーに入れておいて毎日入れるときに挽いて CHEMEX で入れるっていうのをやってる。
まずはこの日常飲むためのいつものコーヒーが安定して手に入るのが好きだった。
次に毎回色々な味を楽しむ方は 20g の個別包装になっているのも凄くよかった。最初は僕はさっきの電動グラインダーしか持っていなかったので扱いに少し困ってたんだけど、休日に何度か飲んでみたら凄く新しい発見があって美味しかったのでめちゃめちゃ楽しかった。
楽しすぎてこの 20g を休日に楽しむためだけにハンドミルを探すようになった。結局スチームパンクっぽいデザインが気に入ってカリタのミルを買った。
そうなってくると休日は 20g しか入れないので別のドリッパーが欲しくなってきてそれも探して買った。これは Coffey で売ってたのが可愛かったのでそのまま Coffey で購入した。
平日は安定した味が楽しめて休日は新しい出会いがあるっていうコーヒー生活は凄く幸せだった。毎回添えられてくる手紙も可愛くてキッチンのコーヒーコーナーの壁に貼ってた。
さて、そんな大好きだった Coffey がサービス終了することになった。コーヒー生活が Coffey に依存しすぎてて代替えサービスを探すのが難しい。月2回送ってくれるところは何個かあるんだけど、一種類を送ってくるだけか数種類なんだけど 45g ずつを三つとかそういうなんというか安定の平日用とチャレンジを楽しむ休日用みたいな生活に慣れすぎてしまって悩ましい。
そんな完全に依存してしまったサービスが終了するのは悲しいけど関係者の方(半分以上知り合いなんだけど)にはお疲れ様でしたという気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。あなた達のおかげで僕は新しいコーヒーの楽しみ方を知りました。