電池のふりをするやつがスマートホーム的に便利!

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季節外れにクリスマスツリーの話をするんだけど、うちのクリスマスツリーはツリーに巻いてあるライトとは別にてっぺんの星も光るようになってる。

けど、部屋の照明は時間が来ると自動で着くのにツリーだけわざわざそこに行ってスイッチ入れるのはめんどくさくなってきて、飾っているのにスイッチを入れなくなってきてしまっていた。

せっかく「子供にクリスマスシーズンになると毎晩ツリーがついている」という経験をさせようと思ってたのにこれは良くないと思ったので自動化することにした。

最初からツリーについていたライトはツリーに巻くやつも上で光ってる星も電池式だった。これをなんとかコンセントから取れるようにするとスマートコンセント的なのを使って簡単に制御できるのでその方向で考えた。スマートコンセントで扱うときはソフトウエアスイッチで ON/OFF するのではなくハードウェアスイッチでするものでないと扱いにくいのでそれで探した。

ツリーにぐるぐる巻くやつはこれを買って解決した。

問題は上にある光る星である。これは特殊な形をしているので星ごと変えることが出来ない。でも電池式。しかしこれは ON/OFF はハードウェアスイッチなのでなんとかその電池を制御できれば良さそうだった。最初は IoT 電池みたいな商品ないかなぁとか探してたんだけど良いものがなかった。でもちょうど良さそうなものを見つけた。

 電池のふりをするやつ、しかもケーブルはすごく薄くなっている。これなら行けそうだと思ったので早速取り付けてみた

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 いい感じに蓋も閉まった。

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これであとはスマートコンセントにつなげてそのコンセントに「クリスマスツリー」と名前を付ければ終わり。

スマートコンセントは僕はハブもいらないし GoogleHome にも Alexa にも対応しているこれを使っている。

 以上、電池のふりをするやつ(正式名称なんていうの?)が便利というお話でした。
 

Coffey っていう大好きなサービスが終わった。

『愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことは、その次によい。』

ウィリアム・M・サッカレー

shironel.com

僕はコーヒーはエンジョイ勢なんだけど、家にいるときはハンドドリップで入れるのが好きです。なんていうかその方が美味しいとかよりもその一連の所作が落ち着くっていうのが一番の理由だと思う。

で、僕には Coffey の仕組みがすごく生活にマッチしてて最高だったので感謝の気持ちでここに記録として残しておきます。

まずは月2回届くというのが凄く良くてコーヒーって一般的には焙煎 3 日後から香りの抜け始める 14 日後までが飲み頃とされてる。その期間にちょうど飲み終わって次のが届くっていうのが理想だと思うんだけど、月 2 回ってちょうどそのくらいのペースになる。まずこれが本当に最高だった。

 次に好きだったのが、20gx2 とか 20gx4 とかの個別包装の豆に追加で日常使いの 100g を追加できること。僕は平日は仕事中にコーヒーを飲むのであまり冒険したり新しい味を楽しむより、好きな味のコーヒーが飲めることが嬉しいんだけど、日常使いの 100g があることでそれを実現できる。

 僕は届いた 100g の豆は雑にこのグラインダーに入れておいて毎日入れるときに挽いて CHEMEX で入れるっていうのをやってる。

まずはこの日常飲むためのいつものコーヒーが安定して手に入るのが好きだった。 

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次に毎回色々な味を楽しむ方は 20g の個別包装になっているのも凄くよかった。最初は僕はさっきの電動グラインダーしか持っていなかったので扱いに少し困ってたんだけど、休日に何度か飲んでみたら凄く新しい発見があって美味しかったのでめちゃめちゃ楽しかった。

楽しすぎてこの 20g を休日に楽しむためだけにハンドミルを探すようになった。結局スチームパンクっぽいデザインが気に入ってカリタのミルを買った。

カリタ Kalita コーヒーミル 手挽き KH-5#42039

カリタ Kalita コーヒーミル 手挽き KH-5#42039

  • メディア: ホーム&キッチン
 

 そうなってくると休日は 20g しか入れないので別のドリッパーが欲しくなってきてそれも探して買った。これは Coffey で売ってたのが可愛かったのでそのまま Coffey で購入した。

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平日は安定した味が楽しめて休日は新しい出会いがあるっていうコーヒー生活は凄く幸せだった。毎回添えられてくる手紙も可愛くてキッチンのコーヒーコーナーの壁に貼ってた。

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さて、そんな大好きだった Coffey がサービス終了することになった。コーヒー生活が Coffey に依存しすぎてて代替えサービスを探すのが難しい。月2回送ってくれるところは何個かあるんだけど、一種類を送ってくるだけか数種類なんだけど 45g ずつを三つとかそういうなんというか安定の平日用とチャレンジを楽しむ休日用みたいな生活に慣れすぎてしまって悩ましい。

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そんな完全に依存してしまったサービスが終了するのは悲しいけど関係者の方(半分以上知り合いなんだけど)にはお疲れ様でしたという気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。あなた達のおかげで僕は新しいコーヒーの楽しみ方を知りました。

Launchable ではまた仲間を募集します!!

Launchable に join した!! - 宇宙行きたい

にも書いたのですが半年くらい前から Launchable で働いています。
で、また若干名エンジニアを募集するのでそのアピールです。

実際何やっている会社なのかとかは AI Powered Test Automation | Launchable, Inc.

このへんを読んでください。

なので僕からは実際に働いていていいなって感じているところをアピールしようと思います。


一緒に働くメンバーがマジでみんな優秀

まずはなにはともあれ川口さんと働けるのが最高。

ちょっと昔話になっちゃうんだけど、それこそ昔は CI は XP とかの文脈で語られはするけれどもなんというか GoogleAmazon みたいな大企業がやっている遠い世界の出来事みたいな感じだった(少なくとも俺にとっては)。
そんななか Hudson が出てきて一気に気軽に導入できるようになったんだよね。当時も Apache Continuum とか他にも CI ツールはあったけど、 Hudson の導入のしやすさというかおもてなしは群を抜いてた。
僕は未だに覚えてるんだけど、当時「hudson 試してみるか〜」って思ったら jar をダウンロードしてきて「java -jar hudson.jar」を実行するだけだった。データベースを別に用意したり tomcat たてたりとか何もいらない。コマンド一発でサーバ起動してもうそっからすぐに CI 導入できる状態にできた。そんな手軽さもあってか hudson はどんどん普及していき jenkins になり、もう CI の代名詞みたいな感じになったと思う。なんというか僕にとっては CI を民主化したみたいな感覚のソフトウェアです。(そのあとの Travis CI の出現も大きいと思ってます)

で、そんなソフトウェアとコミュニティを作った人と働けるのが楽しい。
特にまだ立ち上げ時期なのでいろいろな機能の取捨選択をしたり、どう柔軟性をもたせておくかとか、これは決定を先送りにしても大丈夫とかそういうのを含めて一緒に議論できて開発をしているのが本当に楽しい。
あたりまえなんだけど、コードレビューもしてくれるし設計の相談にものってくれるしね。マジこれは本当に最高。

他のメンバーも優秀で本当に日々驚く。共同創業者の Harpreet もそうなんだけど、みんなエンジニアリングとか技術とかに対する理解がメチャメチャ深い。元エンジニアの人たちが多いからなのかもしれないけど、「詳しいですね」とかそういうレベルではない。僕や他のエンジニアが知らないプロダクトを教えてくれたりするし、普通に僕が調査で書いたジャーナルとかにも気軽に適切なコメントくれる。
本当に純粋に優秀なメンバーが揃っているんだろうなと思うけど仕事していて一緒に仕事する人にストレスを感じないのはすごく良い経験。


作ろうとしているものの価値が魅力的

スローテスト問題ってそれこそ昔から言われている問題だけどもそこに真っ向から取り組んでいるのが個人的にはすごく魅力的です。
変に世の中に存在するかどうかわからない問題に取り組むのではなく実際にすでに存在している問題、しかもあまり良い解決策が出てない領域なのでやればやるだけ価値が出る的な問題。そこに仕事として取り組めるのはすごく楽しいです。

だって絶対に将来の自分を助けるためにもなるから。
なんとかコアのロジックは見え始めているけど形にするためにはまだまだ色々やることがいっぱいな状況なのですごく楽しいです。


完全リモートだけどリモート慣れしてる

コロナ以降、リモートで業務している人も多いと思いますが、ウチは元々リモート前提だったのでいろいろな仕組みがリモート前提で作られています。
意思決定やディスカッションなどもリモートや時差があること前提で考えられているのでそこにストレスを感じることはあまりありません。
例えば意思決定には DACI フレームワークが使われていて、どういう経緯で物事が決まったかわかるようになってます。
自分の知らないところで話し合われた結果だけ降りてくるとかそういうのではないっていうだけでもやりやすいし、自分も気軽に 「xxx について決めたいと思うから DACI 書くね」とか「xxx っていうふうにしようと思うんだけど他の意見ある人いるなら DACI 書きます」とか言えるのでやりやすいです。

ということで募集中です。

条件とか詳しくはリンク先をみてください。

www.launchableinc.com
まだまだシードラウンドなのでやらなきゃいけないことも盛りだくさんです。
でもチームビルディング含め色々なものが出来上がっていく過程を経験しながらチャレンジできるのはすごく楽しいです!

僕は「何を作るか」も大事だけどもそれよりも「誰とやるか」が大事だと思っています。
共感して一緒に作っていけるエンジニア募集です!

興味があったら是非応募してください!!!

 

 

kohsuke.hatenadiary.com

ninjinkun.hatenablog.com

背面タップで iPhone と AirPods を超絶便利に繋げられるようになった。

iOS 14 で AirPods の自動切り替えが導入されて便利になったと思ったんだけど、自分の使い方だとどうもうまく自動切り替えが行かないことがある。

で、そんなのよりも 100億倍便利な方法を発見した。

iOS 14 では iPhone の背面を「トントン」ってするとトリガーしてなにか出来るようになった。 これを利用してショートカットと組み合わせるとメチャメチャ便利だった。

まずはこんな感じで AirPodsiPhone に接続した状態でショートカットを作る*1

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で、作ったら「設定」→ 「アクセシビリティ」→ 「タッチ」→「背面タップ」をオンにする。 ダブルタップにさっきのショートカットを設定する。

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これで完成。

AirPods を耳にはめて iPhone の背面を「トントン」ってするだけで AirPods と接続してボリューム調整して音楽を流してくれる。*2

まだ数回しか利用してないけどめちゃくちゃ便利なのでぜひやってみて!!!!

*1:AirPods を接続していないとショートカット作成時の再生接続先の候補に出てこない

*2:僕はトリプルタップでポッドキャスト流すようにして使い分けようと思ってる

8/27 にエンジニア向けに webinar やるぞ!!

https://kohsuke.hatenadiary.com/entry/2020/08/18/000000

9:00 AMっていうちょっと早目の時間だけどアメリカから川口さんが Webinar やります!!!
今回はエンジニア向けで結構技術的な話にフォーカスしてやるのでエンジニアの人たちには絶対楽しい話になるはず!!(逆にエンジニアでない人にはあまり理解できない話になっちゃうかも)

僕たちがスローテスト問題にどういう形で取り組んでて今の所どのくらいの感じなのかとかも聞けると思えるのでぜひ!!!

https://zoom.us/webinar/register/WN_5qw4x1HgQGauWQWj59J9UQ

ロジクールのワイヤレストラックボールが快適

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マウス的なものはここ 10 年近くずーーーっと Magic Trackpad 使ってた。
初代の発売日に購入してそれまで使ってたトラックボールid:hogelog にあげてずーーーっと。
そのあと会社支給の Magic Trackpad 2 を使ってたんだけど、まぁ転職で返却した。

さすがにマウス的なのないの辛いのでまた Magic Trackpad 買おうかなぁとか思ってたんだけどふと
トラックボールに戻るのもありなのでは?」
と思って色々調べてみた。
で、MX ERGO にたどり着いたんだけどめちゃくちゃ良い。
何が良いって写真もそうなってるんだけど角度を付けられて手首を斜めにしたまま操作できるんだよね。

これがもうマジで快適すぎて戻れない感じ。 重量感もあって安定するしボタンもカスタマイズできる。
(俺はデスクトップ表示とジェスチャーボタンにしてる)

ということでおすすめです。

スマートスピーカーで Mac を操作するピタゴラスイッチ

コンピュータ、仕事終わり

って言うと電気消したり扇風機とめたり音楽止めたりするようにしてたんだけど、Mac は Sleep させられなくて暗闇でぼんやり光ってたり悲しい気持ちになってた。

で、なんとか出来ないかなって色々試してた。
Alexa に 「hey siri, Mac をスリープして」って言わせても実現できたんだけど、iPhoneiPad の siri が反応しちゃったりで微妙だった。

で、いろいろ考えたんだけど、ifttt を使って自分のマシンになにかイベントを起こさせれば行けるなぁとか考えてた。*1
で、ifttt 経由で Dropbox の File を更新すれば良いことに気がついた。
なので、こんな感じのトリガー用意して*2 f:id:Yoshiori:20200806192700p:plain

fswatch をインストール

$  brew install fswatch    

Automatorシェルスクリプトのアプリ作って

/usr/local/bin/fswatch /Users/yoshiori/Dropbox/remote_command/sleep | xargs -n1 -I{} pmset sleepnow

Mac 起動時にそのアプリを起動するようにしたら完成。

ちょっとスリープまで時間かかるけど完成!
イベントトリガーにファイル更新使ってるだけなので任意のコマンドが何でも実行できて便利!!(俺は会社の退勤も組み込んだ)


退勤

*1:最初はローカルでサーバ立ててインターネットに公開してそこ叩くと sleep するとかも考えたんだけど、流石に蛮族すぎるw

*2:TriggeredAt 入れておくとデバッグに便利