コミュニケーション頑張ってる話

なんか芸能人に影響されたって言うの格好悪いと思っててあんまり大っぴらに話したことなかったんだけど、id:kkawaとか id:ninjinkun とかに「メッチャ良い話だから書くべき」って言われて「そうだな、何を変な意地張ってたんだろう」と気が付いたので書こうと思う。

僕はコミュニケーションを頑張っている。

それはネットで見た星野源の言葉に影響されたからだ。正確に言うとその言葉で興味を持って原典の本を読んで「もっともだな」ど思ったので頑張っている。

「それまで、相手に好かれたい、嫌われたくないという想いが強すぎて、コミュニケーションを取ることを放棄していた。コミュニケーションに失敗し、そこで人間関係を学び、成長する努力を怠っていた。  それを相手に「人見知りで」とさも被害者のように言うのは、「自分はコミュニケーションを取る努力をしない人間なので、そちらで気を使ってください」と恐ろしく恥ずかしい宣言をしていることと同じだと思った。  数年前から、人見知りだと思うことをやめた。心の扉は、常に鍵を開けておくようにした。好きな人には好きだと伝えるようにした。ウザがられても、嫌われても、その人のことが好きなら、そう思うことをやめないようにした。それで思い出した。」
—『いのちの車窓から【電子特典付き】 (角川文庫)』星野 源著
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この、
「自分はコミュニケーションを取る努力をしない人間なので、そちらで気を使ってください」 と言う部分が特に僕には刺さった。

コレは僕の解釈なんだけど例えば数値化して、コミュニケーションが成り立つためには全部で10の力が必要だとしたとしよう。
お互いに5ずつの力を出すのが理想だろう。でもあんまり得意では無い人のために少し出来る人が多めに力を出してあげて6:4とかにするのも良いと思う。でも最初から
「俺コミュ障なんで2しか出さないしそれ以上出そうとも頑張らない。お前が8出せ」
って言うのは凄く「お前何様だ!?」感が強くないだろうか?
それなのにあたかも自分の方が弱者ですよ的な雰囲気醸し出して「コミュ障なんで〜」とか言ってるのは恥ずかしいなと思った。

なのでそれ以来、僕も少しでも心を開こうと頑張っている。元上司に「お前なんか距離感の詰め方おかしーよ」とかからかわれたこともあったけどもそれでも努力してなるべく心を開いて5の力を出そうと頑張っている。

少なくとも僕の場合は出来るからやっているのではなく出来るようになるために頑張っている。

別にこの話は「だからお前も頑張れ」とか上から目線で言いたいわけじゃなくて
「僕の場合はこう思ったので頑張っています。もし良かったら俺と一緒に被害者ヅラで『コミュ障なんで』とか言うのやめて頑張りませんか?」
と言う仲間を見つけたいなって言うお話でした。